某名前の出せない関係者さん曰く

SS種牡馬の産駒はダメという

レッテルでしたが果たしてそうでしょうか?


ツルマルボーイ   58292 ダンスインザダーク 安田記念
シルクフェイマス  45775 マーベラスサンデー 京都記念
ダイタクバートラム 42569 ダンスインザダーク 阪神大賞典
カネヒキリ     41822 フジキセキ     JCダート
ザッツザプレンティ 40836 ダンスインザダーク 菊花賞
ダイタクリーヴァ  40243 フジキセキ     スプリングS
デルタブルース   36026 ダンスインザダーク 菊花賞
ファストタテヤマ  33317 ダンスインザダーク 京都新聞杯
ミツアキサイレンス 33053 エイシンサンディ  兵庫CS
テンシノキセキ   32585 フジキセキ     セントウルS


これは現在までのSS種牡馬の産駒の中で

賞金トップ10を示した物です。

これは結構特筆すべき点が多いんで一つ一つ挙げてみますと


クラブ馬は3頭

社台系の菊花賞馬2頭と

息の長い活躍をしているシルクフェイマスです。

シルクフェイマスは早田牧場産

ほかも見ていくと・・・


社台の2頭と金子馬のカネヒキリ以外はすべて小牧場の産馬

ダイタク2頭の太陽Fこそ中規模牧場ですが

ミツアキサイレンスの広川牧場は地方競馬向けの生産牧場です。

暗にこういった馬たちが活躍しているというだけではなく

社台系の馬が故障がちで引退も早いというところが

多分に影響しているように見えます。


それから、トップ10の中で橋口厩舎の馬が4頭

SS種牡馬の扱いはお手の物なのか入っています。

このほかでも今年NHKマイルCを勝ったロジックをはじめ

ツルマルヨカニセ、アンフィトリオン、ツルマルシスターなど

この血統の活躍馬が非常に多い厩舎です。


あとは角居厩舎が2頭

この厩舎はシーザリオもいます。

どちらかといえば安馬を走らせる印象のある

橋口厩舎に比べこちらは高馬が中心。

上記3頭のほかはウシュアイア、ローズカクテルと

なぜかバブルガムフェロー産駒が挙がってきます。

基本的にノーザンファーム産馬が多いです。



総じていえることは

比較的晩生なタイプが多くて

2歳戦からガンガンというタイプは

テンシノキセキとファストタテヤマぐらい。

ダイタクリーヴァにしてもやや出遅れ気味でした。


大物感はないものの

どちらかといえば渋く長くというのが特徴で

派手に活躍した馬ほどピークが短いように見えます。


今後、アグネスタキオンやマンハッタンカフェが加わり

状況がどのように変化するのかを

見極めたいと思います。